小倉唯 LIVE TOUR 2019「Step Apple」(@大阪・オリックス劇場)参加記
初めてユイ=オグラさんのライブに行ってきたので筆を執ります。
声優ライブでよくある「初めてきたよーって人~?」「ハーイ!!!」ってやつに久しぶりに参加できて新鮮でした。
何としても回収しておきたかった『白く咲く花』がまさかのオープニング1曲目で、早々に目標達成しちゃった感。やっぱり歌詞が刺さるのなんの。
「本音を曲げて 嘘ついて 得る正解って何だ?」
「誰かに「いいね」と言われなくても 自分で そう、 「よかった」と言える人生がいい」
「長きに巻かれ 影隠れ 得る平穏って何だ?」
就活中の身にとってはどれもズキズキ来る。
生の『Future Strike』。
一気に高まって ”俊龍楽曲を身体全部で浴びる” ことの多幸感をありありと実感しました。UOもつぎつぎ折っちゃった。やっぱり俊龍なんだよなぁ!
そしてなんといっても『アップル・ガール』。
冒頭のMCで調子があまりよくないと仰っていた唯ちゃん。それを微塵も感じさせないパフォーマンスがずっと続いていましたが、この曲になってとうとう無理が祟ってしまいました。
Dメロ「もしも…君と~」で声が出なくなり咳込んでしまう唯ちゃん。
ちらほらと上がるガンバレーの声。
「~だとしても」で何とか耐えたか?となりましたが、やはり不安定。
そのときです…
「ギュッと…~ この手!!!!! 握って!~-~=ー~」
彼女から振り絞られる渾身の叫びが聞こえてきたのです。
あんなに力強い『この手!!!!!』が彼女から繰り出されるだなんて。
マジで無理するな、曲止めてもいいんだよ。。。との思いが頭をよぎりました。
それでもなんとかギリギリのところで持ちこたえようと続ける彼女に、全力の3連続Yeah!!!!!!!で応えようとする客席。
唯ちゃんがあんなに頑張っているんだ、自分たちオタクの明日のノドなんて知るか!
― その一体感に鳥肌が立ちました。
いつも生歌歌唱とダンサーsに引けを取らないキレッキレのダンスとを披露する、人類を超えた「完璧超人」のイメージを勝手に抱いていましたが、やはり彼女も一人の女性。
調子がいいときもあれば、悪いときもある。でもその中でいつも全力を出し切って "楽しむ" 『小倉唯』をそこにはっきりと認めることができました。
初参加でしたが、私も全力で楽しむことができた公演でした。ありがとう。
myakoh